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活動の歩み
活動の歩み

セミナー・イベントの取り組み

◆ 2009年7月  機械製品の開発技術者のためのセミナー開始

 

セミナー開始時の参加者と講師

 毎月1回 6ヶ月間のセミナーとして「計算力学(CAE)入門」「機械工学Ⅰ(材料力学)」を大阪会場で開始しました。

 機械学会認定資格 計算力学(CAE)技術者2級 個体分野の試験対策としての受講者が多かったので、資格試験の出題に合わせた範囲について体系的に学べるように工夫されています。

また開始翌年から大阪・横浜の2か所に開催地を増やし、現在も継続してセミナーを開催しています。


◆ 2010年-2011年  新規セミナーの拡充


資格試験対策セミナーの様子

 技術屋会員の資格取得をサポートするための「技術士(機械部門)2次試験対策セミナー」「計算(CAE)技術者2級 個体分野集中対策セミナー」を開始しました。また会員の実業務をサポートするための「機械工学Ⅱ(座屈解析/塑性力学/破壊力学/疲労強度)セミナー」を開始(会員限定セミナーで参加要望に合わせて開催)

これにより、数多くの技術屋会員が難関の資格試験に合格したり、キャリアアップを目指した転職を実現しています。

 

製品開発の取り組み

◆2010.8月 かざぐるま工作キットの開発

 

活動で考案した風車

 セミナーで習得した知識を活かして何かをつくってみたい。会員の要望を実現するために手軽に取り組める紙工作製品の開発に伊豆で障がいのある子供たちを支援する「そらいろ」とのコラボレーションで取り組むこととなった。

 伊豆の下田が風待ちの港であったことにちなんで、技術屋メンバで様々な「かざぐるまの工作キット」を考案することから始めた。

 

◆2010.11月 板金でつくる「風が無くても回る風車」の開発

 

スターリングエンジン製作の様子

 東大阪のYMシートメタル様とのコラボレーションによって、風が無くても回る風車もつくることとなった。その風車の正体は「スターリングエンジン」で熱機関を具体的な構造へ設計する技術者と職人の精度良く造り上げるノウハウによって見事に回るエンジンが完成した。

 しかし、コストがかかるため市場に投入できる製品とはかけ離れていて、改めて技術屋として「製品」ではなく「商品」を開発できるようにならなければならないと分かった。

 

 

 

 

◆2011.4月 小さな職人さん工作キットの開発協力

 

小さな職人さん取扱説明書

 YMシートメタル社が発案した板金工作キット「小さな職人さん」に対して、取扱説明書の作成など開発協力を実施した。

 実際の商品化に関わることで、コストと性能の両立を図った本格的な製品開発を、内部活動で実施する意義を学んだ。

 

 

 

◆2012.11月~ 製品開発プロジェクト開始

 

デザインレビューの様子

 活動メンバーで身近な製品としてキャリーバッグのパーツ開発に着手を開始した。開発は各フェーズ毎にデザインレビュー(DR)を開催で、次のフェーズへの進めて良いかを判断しながら進めるウォーターフォール型の開発とした。

 現在進行中の本プロジェクトについては、開発日誌にて公開している。

 

 

 

 

社会貢献の取り組み

◆2010.8月 キッズフェスタ2010 ブース出展 

 

キッズフェスタ2010の様子

 活動で考案した風車の工作キットをキッズフェスタにイベント出展した「そらいろ」の商品として出品。子供たちは自分でつくった風車を持って会場内を歩く。技術者が考案したその風車は、

子供たちが会場内を歩く空気の流れだけで回りだす。

 歩いているだけで回っている風車を持つ子供たちが宣伝塔となりブースは大盛況となり、活動メンバは自分の商品とその技術に大きな自信を持つことができた。 

 

 

◆2011.8月 キッズフェスタ2011 ブース出展

 

キッズフェスタ2011の様子

「昨年つくった風車が、昨日壊れてしまったんです。」少しだけ成長した子供を連れたお母さんが話してくれる。昨年に引き続きキッズフェスタへ出展した「そらいろ」のブースには初めて工作に挑戦する子供達だけでなく、リピーターも数多く訪れる。

  風車は性能は変わらず、作りやすく壊れにくい構造へ進化。その結果、コストは上がってしまったので昨年よりも価格を上げざるを得なかった。

 それでも昨年に対して3倍の子供たちが溢れたブース。ボランティアスタッフの協力も得て更なる大盛況となった。

 

◆2011.2月 SOHOしずおかビジネスプランコンテスト参加

 

ビジネスコンテスト表彰後の記念写真

 活動で考案した製品が、ビジネスとしてどの程度の価値があるのか?・・・「そらいろ」がSOHOしずおかビジネスプランコンテストに参加することで明らかにできた。

障がいのある子供たちにとっての将来の仕事として。社会貢献としての価値を打ち出すことで、最終選考会にて「奨励賞」及び「静岡新聞社アットエス賞」を受賞することができた。

 

 

 

 

 

 

 

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